長崎ならではのお菓子に、「よりより」という中華菓子があります。
どんなものかと言うと、かりんとうみたいなお菓子で、硬いんだけど噛むほどに味があって美味しい。
作り方も材料もいたってシンプルだから、家庭でも割と簡単に作れてしまうんだよね。
でも、長崎人でも、自宅で作る人なんてそういない。中華街で買う人が多いんじゃないかな(;^ω^)
以前、秘密のケンミンショーか何かで紹介されて、すこし知名度アップしたからか、それとも、長崎郷土料理研究会の脇山先生が、修学旅行生向けの講座で紹介しているからか、クックパッドなんかにもレシピがアップされてる。
ちょっとびっくり。
小麦粉とベーキングパウダー、水と揚げ油さえあればできてしまうから、気軽なおやつにもってこいなのかも。
ドーナツよりも硬めの生地だから、粘土遊びみたいに形を作れるのが、子供さんには楽しいと思うので、親子で作って欲しいお菓子です。
よりよりの作り方
【材料】
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 5g
砂糖 50g
ぬるま湯(40℃程度) 100cc
揚げ油
作り方
1.粉類をボウルに入れ、よく混ぜる
2.水を入れて捏ねる
3.30分休ませる
今回は実験のために生地に油脂を加えてみたところ、べたっとした生地になってしまいました(-_-;)
4.成形する
生地がうまくできていれば、打ち粉は必要ありません。
やはり今回は柔らかすぎる・・・。
5.低温の油160度で揚げる
油に入れると結構膨らむので、入れすぎ注意です。
このくらいの淡い色がついたら、いったん引きあげます。
6.高温の油180度で揚げる
このくらいしっかり色がついたらできあがり。
不器用なので、よりが均一ではないですがご愛敬。
でも、よりが均一であればあるほど、火の入り方も均一になるので、ぜひ均一になるように成形してください。
成形法は、色々あるようです。
本来は、60cmほどよりをかけながら伸ばした生地の両端を持ち上げて、自然とよりをかけ、さらに両端を持ってよりをかけて作るので、結構大変な作業。
ふく子は、台所の事情でそんなに長く伸ばせないため、一度輪っかにしたものを、よりよりよりよりよりよりして作ってます。
生地の水分量が多いと、この作業がやりづらい。
下手したらよりよりできません。
また、揚げあがりもサクッとならず、しんなりとした仕上がりになってしまいます。
なので、硬めの生地になるよう心掛けてください。