広島(宮島)のお土産の定番、もみじ饅頭。
このもみじ饅頭を製造している会社で有名なのが、藤い屋とにしき堂。
滅多に食べる機会はないんだけど、親戚から送られてきたので、贅沢に食べ比べをすることができました( *´艸`)
もみじ饅頭のバリエーションに驚いた
ある日届いた嬉しい小包。
親戚から、広島名物のもみじ饅頭が!
まずは、にしき堂のもみじ饅頭。
色んな種類がありますよね。
中でも珍しいのが、「生もみじ」。
早速、にしき堂のホームページで確認してみました。
すると、こんな紹介文がありましたよ。
広島の新しい銘菓「生もみじ」は、生菓子として作られたお饅頭です。
にしき堂の技術陣が総力をあげて開発しました。
生地に広島県産の餅粉と米粉を使用していますので、
もちもちしっとりとした食感となっています。
材料のこだわりから生まれた上品な味わいをお楽しみください。
新しい銘菓というですが、調べてみると2009年頃に生み出されたとのこと。
全然知らなかった~!!
通常のもみじ饅頭と何が違うかって、それはやっぱり生地。
というか、見た目からして違います。
ちょっとこちらの写真をご覧くださいな。
左が通常のもみじ饅頭(芋あん)、右が生もみじです。
どうです?見た目からして、なんだかしっとりしてそうだと想像できるでしょ?
陸路を揺られてきたからか、若干型崩れしてるし(;・∀・)
紅葉の形してないような気もする・・・。
そして、右下に模様が付けられてるんですが、これもハッキリ出てない物が多数ありました。
上の写真は、その中でもはっきり模様が出てたものをチョイスしたんです。
わかりますか?座ってる鹿と立ってる鹿。
やはり紅葉(もみじ)と鹿は対なんですかね~?
通常のもみじ饅頭と、生もみじの断面を比較してみます。
ガサツなもんで、ナイフを使わず手で割ったら、生もみじの形がさらに崩れた(;´Д`)
そのくらい、柔らかい生地です。
もっちもち。でも、べたつきはない。
食べてみると、通常のもみじ饅頭は想像通り。カステラ生地です。
生もみじは、饅頭?饅頭???饅頭じゃないなって感じ。
生菓子と言われた方が、しっくりくる。
シェーグレン症候群の母には、こちらの方が食べやすいようでした。
そのくらい、しっとりとしていて、かつもちもち。
京都の「阿闍梨餅」を想像してもらったら、近いんじゃないかなと思います。
続きまして、藤い屋のもみじ饅頭。
これは、チョコレートとクリーム。
どちらも生地は同じで、中身だけが違うようです。
ここに、もひとつ持ってくると・・・チョコとかクリームの断面見る前の写真と比較して、あれ?違うなと気づきませんか?
写真が悪いので、ちょっとわからないかな。
断面からは、あまり違いが分かりませんね。
実は、ノーマルと洋風のチョコやクリームの生地は、原料が違うんです!
ノーマルのものは、砂糖・卵・小麦粉などで、とってもシンプル。
対する洋風の生地は、加工デンプンなどを配合していて、フィリングとマッチするよう工夫されています。
今まで気にしたこともなかったんだけど、今回、チョコ味を食べた後に、手に残った油分が結構すごかったので違いに気付きました。
にしき堂の洋風フィリングの時には気にならなかったので、やはり各会社で配合が違うんでしょうね。
皆さんも、機会があればぜひ食べ比べをしてみてください。
生地も中身も、それぞれ個性があって面白いですよ(*‘∀‘)