昨年から流行しているスカーフを取り入れたファッション。
石原さとみさがドラマで着用していた姿は、素敵だなと思った方も多いはず。
スカーフと言えばやはりエルメスですよね。
ふく子は、流行云々ではなく、エルメスのスカーフでどうしても欲しい柄があり、オークションなどを時々のぞいてます。
その際に、よく偽物を見かけるので、注意喚起の意味でこの記事を書くことにしました。
あなたのエルメススカーフ、本物ですか!?
まず断っておきたいのですが、ふく子は専門家ではありません。
あくまでも愛好家なので、間違いもあると思います。
その点はご了承ください(お問合せからご指摘いただけると助かります)。
Hermèsの文字がない!
まずはこちら。
有名な「Cliquetis」という柄です。
有名なだけにコピー品が多いこと!
上の写真も偽物と思われます。
というのも、拡大した写真をご覧ください。
Cliquetisって書いてあるからいいんじゃない?と思った方、騙されてますよ!
上の写真の白で囲んだ部分にご注目。
本物は、この部分に「Hermès Paris」の文字が描かれています。
お気づきと思いますが、この写真はメルカリで売り切れていたものをスクショしたものです。
偽物なのに、売れちゃった。
事務局は知らん顔でしたよ。
同じ柄の偽物だと思われるもの、別バージョン。
妙だと思いませんか?
HERMESの鏡文字があしらってあります。
このスカーフは偽物ですって、スカーフ自ら語っているかのようです。
エルメスはHermèsであり、Hermesではありません。
右から2番目の「e」には必ず「`」が付きます。
「è」が正解です。
さらに、1つ目のもの同様に、あるべき場所に文字がありません(黄色い部分)。
Hermès の文字がおかしい
繰り返しになってしまうんですが、エルメスはHermèsであり、Hermesではありません。
これは多分偽物。
これも多分偽物。
これも・・・。
恐らくなんだけど、プリントする際に「è」という文字は印刷できなかった(規格にない)か、あくまでもコピー品だからわざとロゴを変えているかだと思うのよね。
悪質だな~。
ある出品者は、「母のお下がりです。」と記載していました。
お母さんが偽物を娘にあげるかな?
ふく子だったら恥ずかしいからそんなことしないけどな・・・。
柄の名前が消えてる
これはちょっと珍しいかもしれない。
「Couvertures et tenues de Jour」という柄のスカーフです。
本来であれば、以下の写真の黄色く囲んだ部分に、Couvertures et tenues de Jourの文字他があしらわれるはずなんですが・・・・。
Couverturesの「C」と、Jourの「J」しかプリントされていない様子。
出品者の説明文が、かなり怪しい日本語で、中国で購入云々書いてあったと記憶しています。
こちらは購入されることなく、いつの間にか削除されていました。良かった。
紙タグと製品素材タグが一致していない!
これもかなりレアなケースです。
上の写真の紙タグから、
カレ140であること。
素材はウール50%・絹50%であること。
「Marquis de Lafayette」という柄だということがわかります。
ところが、商品説明写真2枚目に掲載されていたのがこちら。
製品素材タグには、カシミア65%・ウール35%と記載されています。
そして何より、「Marquis de Lafayette」という柄ではなかった!!
この場合は、もしかすると保管する際に、誤って別のスカーフの紙タグを一緒に入れていて、そのまま出品した可能性も否定できませんが、怪しいのでふく子だったら手は出さないかな。
いかがでしょうか?
このように、オークションやネット販売では、偽物と思われるものが大量に出回っています。
明らかに偽物だとわかるものから、スーパーコピーと呼ばれるようなプロでも鑑定の難しい品まで様々。
買う人がいるからこのような偽物がはびこってるんですよね。
安いからと飛びつかず、ぜひ本物かどうかを見分けて購入して欲しいと思います。
そして、万が一偽物を購入してしまった場合、転売は絶対にしないでくださいね。
偽物を買わないようにするためにできること
偽物を掴まされないためには、一番良いのはエルメスのお店で購入することです。
ただし、どうしても過去の柄で手に入れたいものがある場合は、ブランディア 楽天市場店などの大手のリサイクルショップを利用することをおすすめします。
中古のスカーフでも1万円を超えるので、決してお安くはありません。
でも、何度も偽物を買ってしまうことを考えたら、最初から安全なお店で買う方が結果的には安く済みますよ。