クローン病疑いでカプセル内視鏡を飲む羽目なった

腹膜炎で入院した後、色んな病院に行ったものの原因は不明のまま3ヵ月が経過しました。
(腹膜炎で入院した経緯については、過去記事「下腹部の激痛で入院した」をご覧下さい)。
入院した時ほどの激痛まではなくとも、その後も腹痛を起こし、動けなくなることがしばしば。
通ってる病院では、胃カメラも大腸検査もやってくれないというので、思い切って別の病院に行ったことで、思わぬ病気の疑いが出てきたので、その件についてまとめました。
腹痛で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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腹部の激痛、診断は難しい?

腹膜炎と診断されて緊急入院したものの、たったの1週間で退院させられました。
腹痛は完全になくなったわけではなく、炎症反応もH(ハイ)のままだったのですが、その数値ならたいしたことはないという判断だったようです。
退院後、通常の生活に戻りましたが、翌日から早速腹痛。
確かに激痛ではなく、お腹がまだシクシク痛むけど、本当に大丈夫かな?というくらいの痛み。
特に薬も処方されていなかったので、そのまま放置していました。

その状態が続いて1週間。
久しぶりにランチを食べに行った時のことです。
焼肉定食を食べました。
美味しかった~と満足して帰宅したのですが、食後5時間後くらいから脂汗と腹部の激痛に襲われました。

病院に行く元気もなく、ただただ自宅でのたうち回りました。
3時間ほど経過した頃、やっと痛みが軽くなりました。
もしかして食中毒?とも思ったのですが、下痢も嘔吐も発熱もなし。
ということは、食中毒ではなかったんだろうねという自己判断。

翌日も軽い腹痛が残っていて、排便時に特に痛む感じ。
さらには昼食後からまた腹痛が強くなり、背中まで痛みました。

翌々日以降は、腹痛や膨満感は続いたがものの、特に他に症状もなく穏やかに過ごしたのですが、それから1週間後。
ランチで焼肉定食を食べた後、またしても激痛に襲われました。
その後は毎日腹痛があり、さらに1週間後には歩けなくなるほどの腹痛に。
夜間救急外来で診てもらいましたが、子宮筋腫で婦人科にかかってるなら婦人科で診てもらえよと言われて追い返され、なすすべもないまま痛みが治まるまで寝て暮らしました。

翌々日にはなんとか歩けるまでに回復しましたが、腹痛は続きます。
いつ腹痛で動けなくなるかもしれないという不安を感じながらの毎日。
それから2週間後に、大丈夫かな?と怖々ランチに行ったら、これが大間違いでした。
から揚げ定食を食べたその直後、ただの汗ではなく、脂汗が出てきたんです。

さらには寒気。
さっきまで暑い暑いと言っていたのに。
脂汗と寒気で、顔色も真っ青に!!
ランチした後に買い物をする予定だったのですが、それどころじゃないとなんとか運転して帰宅。
そのまま布団に倒れ込みました。
激しい腹痛と吐き気まで襲ってきて、立ち上がるのも難しい。
何度もトイレに駆け込むも、上からも下からも出ないという状態が数時間続きました。
ようやっと下から出てからが長かった・・・。
なんと10回も出たんです!!
下痢・下痢・下痢!!のオンパレード。
出るものがなくなったら、やっと激痛からは解放されましたが、翌日以降もずーっと痛みは続きました。
特に、排便時に痛みが強いのです。
もう、便を出すのが怖くなるくらいに痛い。

こりゃやっぱり婦人科じゃなくて内科じゃないの?と思い、胃カメラなどの検査ができる個人病院へ駆け込みました。
痛みのある時に検査して欲しいとお願いしましたが、予約でいっぱいだったのと、炎症がある時に検査をするのは無謀ということで、1週間後に検査を受けることになりました。

受けた検査は、胃カメラと大腸内視鏡検査。
あっという間に検査が終わり、説明を受けました。
結果は、胃も大腸も問題なし。
実は、昨年10月に、別の病院で胃カメラ検査した際は、胃壁が血痕だらけだったのですが、その症状も改善していました。

こんなに頻繁にお腹が痛くなるのに、胃も大腸も問題ないなら、一体どこが悪いの!?
そう言う私に、医師が「残るは小腸かな。腸炎で何度も入院してるんなら、もしかしたらクローン病の可能性もあるから、一度詳しい検査を受けてみた方が良いですよ」と。
「とにかく、可能性を一つずつ消去していけば、安心でしょう?」とも。
いままで色んな病院に行きましたが、ここまでアドバイスをしてくれた先生は初めてでした。

腸炎で入院しても、「食べ過ぎ、太りすぎ」、もしくは「精神的なもの」で片付けられていたので、ようやっと長年悩んでいた腹痛の原因がわかるかもしれないという期待と安堵感で、涙が出そうになりました。

腹痛の原因を特定するのは難しいという先生もいるようですが、この先生のように、一つ一つ可能性を消去していく方法もあるのに、どうしてその方法を滅多にとらないんだろうかという疑問も湧きました。
見た目で判断する医師が多いのは残念なことです。

小腸検査は思ったより大変だった

カプセル内視鏡検査って知ってますか?
小腸は大腸よりも長いので、以前は入院して麻酔かけて、特殊な内視鏡で検査というのが一般的だったそうです。
ところが、カプセル内視鏡が登場したことで、入院せずに手軽に小腸検査ができるようになりました。
どれだけ手軽かと云うと、カプセル内視鏡を水で一飲みするだけ。
入院不要、麻酔も不要です。

ただし、カプセル内視鏡を使用できる人とそうでない人がいます。
使用できない人というのは、小腸の一部が狭くなっている人。
そのような人が使用すると、狭くなった部分にカプセル内視鏡が引っかかり、それを取り出すために入院・手術が必要になる可能性があるんだそうです。
そうなったら元も子もありません。
そのため、カプセル内視鏡検査ができる体かどうかを先に診断するための検査をします。
パテンシーカプセルと呼ばれる、カプセル内視鏡と同じ大きさのカプセルを飲み、ちゃんと排出されるかを見るのです。
これがまあ、結構大変でした(;^_^A

実際にカプセル内視鏡を飲んでみた感想

まずはパテンシーカプセルを飲まされました。
パテンシーカプセルキットはこんな感じ。
パテンシーカプセル

看護師から回収の手順などの説明があるからと言われたのに、実際はこの箱を渡されて終わり。
カプセルは回収するのかという私の質問に対して、看護師は回収してもしなくても良いとおっしゃる。
中の説明書読めばわかるからと言われたので、そのまま帰宅。

開封して説明書読んだら、回収するって書いてある\(◎o◎)/!
わけがわからなくなったので、病院に電話して聞いたら、ちゃんと回収して持って来てくれとのことでした。
ちゃんと説明して欲しいよね~。

パテンシーカプセル説明書

肝心の中身はと云うと、こんなしっかりした袋に入ってます。
パテンシーカプセル袋

カプセルは開けてびっくり、結構デカい!!
パテンシーカプセル

パソコンで見るとほぼ原寸大かな?
2cm~3cmあります。
のどに引っ掛かるんじゃなかろうかと怖々飲みましたが、意外にすんなり。
コツは、カプセルを舌の上に縦にセットすること。
そうするとすんなり入ってくれました。
飲んでから通常30時間以内に出てくるということです。
ちゃんと出てくるか不安でしたが、25時間程度ですんなり排出。

回収作業も、思ったよりスムーズでしたが、付属のスプーンが使い物にならない。
紙製なのでふにゃふにゃ。
なので、アイスを買った時に貰ったプラスチックスプーンで回収しました。

専用の容器に入れて、病院へ。
パテンシーカプセル回収

今回、ちゃんとパテンシーカプセルが回収できたので、日を改めて本番をするということになりました。

そして迎えた本番。

診察室で、カプセル内視鏡を飲まされました。
楽勝楽勝!と思っていたら、一発で飲めず。
危うく喉に引っ掛けるところでした(;´Д`)

で、腰にこんな装置を付けられて、このまま6~7時間。
カプセル内視鏡装置
この青い光が点滅しているときに撮影しているそうな。
観察していたけど、ずーーーーっと点滅してた。
かなりの働き者ですね。

パテンシーカプセルの時は25時間で排出されたから、今回もそのくらいだろうと見積もって、回収の準備をしました。
ちなみに、今回渡されたのはこれだけ。
カプセル内視鏡キット

回収用スプーンは相変わらず紙製。
使い物にならないのは明らかなので、割りばしを用意しました。
そして、使用済みの割りばしを捨てるために、プリングルズタイプのポテチの缶を用意。

さー、いざ回収!!
と思ったら、出てこない・・・。
お便りはあるのに、カプセル内視鏡が見当たりません。

トイレに行くたびに、ホジホジしなければならないという、かなりの苦行。
翌日も、翌々日も、出ない!!
これは・・・もしかして、もしかすると流してしまったかもしれない(ノД`)・゜・。

どうしよ、弁償させられるんやろか?などとオロオロして迎えた4日目。
ドキドキしながら探ると、ありました!
ようやっと出てきましたよ、カプセル内視鏡が\(^o^)/

カプセル内視鏡

綺麗に拭きあげて、専用袋に入れて診察日に持って行きました。

カプセル内視鏡でわかったこと

クローン病疑いでカプセル内視鏡を飲んだわけですが、残念ながらというか幸いなことに、クローン病らしき病変は見当たりませんでした。
ただし、だからと言って絶対にクローン病ではないとも言い切れないとのこと。
というのも、あれだけ沢山撮影はしていますが、移動しながら撮影しているので、角度によって写っていないとか、たまたま病変を見逃したということもあり得るから。
今回、2カ所に発赤が見られたので、何らかの炎症はあったのかもしれないという結論でした。
また、CTの結果は臓器に異常なし。
ただし、血液検査では、膠原病の判断に使う指標がやや高めだったので、しばらく様子をみてみましょうとのことになりました。

腹痛の原因は結局わからないままですが、小腸に異常がほとんどなかったことがわかり少し安心しました。

ホッとして会計を済ませようとしたら、27,000円。
え?桁の間違いかな??
2,700円だよね?

と、再度確認したけど、やっぱり27,000円。

カプセル内視鏡は特殊な検査なので、保険適用でも約3万円かかります。
財布の中が不安でいっぱいになりました。トホホ・・・(+_+)

やっぱり健康が一番ですね。
体を鍛えようと決意したふく子でした。

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