JR九州(9142)の株主優待が今年もやってきました。
2度目の株主優待ですが、事前に改悪が伝えられていたため、その時点で売却した人も多いのかもしれません。
実際にどれだけ改悪だったのかお伝えします。
改悪になったJR九州の株主優待はこれ
とりあえず、鉄道優待券の改悪は免れましたが、グループ株主優待券が改悪のオンパレードです。
枚数は5枚なので、昨年と変わらず。
好きな優待を有効期間中に5回受けることができます。
高速船ビートル特別割引運賃
福岡から釜山までの高速船ビートルの料金が、往復10,000円だったので、韓国好きの方には好評だった優待なのですが、今年は往復14,000円と、大幅に値上がりしました。
それでも安いと言えば安いのですが、昨年が安すぎたので損した気分です。
※港湾税と燃油サーチャージが別途必要だそうです。
さらに、鉄道と違って除外日が設けられていますが、昨年と比べると除外日の多いこと!
ちょっと除外日増えすぎじゃない(~_~;)?
往路か復路のどちらかが除外日に引っかかると使えないので、かなり使い勝手の悪い優待となりました。
ホテルオークラJRハウステンボス 宿泊室料
室料5割引きというのは、昨年と変わらずです。
ところが、よく見ると値上がりしてるようで・・・。
昨年は、一番安い部屋が15,000円、2名利用だと18,714円だとブログ内で記載しています。
今年は、一番安い部屋が17,376円、2名利用だと21,090円。
朝食は別途2,000円が必要になります(・_・)
室料値上がりの代わりなのか、ベーカリーやケーキショップでの買い物が2割引きで利用できる優待が新設されました。
ホテルに泊まるのは諦めて、パンやケーキを買い求めようと思います。
据え置きの優待
◆JR九州ホテルズ 宿泊室料3割引き
◆八百屋の九ちゃん、うちのたまご 100円引き券
◆鉄道株主優待券
「鉄道株主優待券」に関しては、昨年と変わらずのようです。
100株~1000株未満の保有であれば100株ごとに1枚、1000株~10000株未満の保有なら10枚+1000株超過200株ごとに1枚追加されます。
(10000株以上保有については、ホームページで確認してね。結構たっぷりもらえるみたいですよ。)
有効期限は、2018年6月1日~2019年5月31日。
期限内であれば、お盆や年末年始でも使えます。
片道運賃5割引きで、購入できる切符は、片道乗車券、特急券、グリーン券(個室のぞく)、指定席券。
この文言だけではわかりにくいというクレームが多かったのか、定期券・回数券・SUGOCA・割引きっぷは購入できませんという文言が追加されています。
わかりやすくなりましたね。
通常、長崎~博多の片道は、4,710円。
片道ずつ購入すると、9,420円です。
株主優待券を利用すると、片道が半額になるため、7,065円になってお得です。
でも・・・2枚きっぷだと6,180円で購入できちゃうので、実は株主優待よりお得なんですよね(・_・)
株主優待券を2枚お持ちであれば、往復で4,710円なので、2枚きっぷより断然お得になります。
株主優待券が1枚しかない場合は、あまりうま味がないので、金券ショップなどで売ってもいいかもしれません。
新設された優待
・奥日田温泉うめひびき 宿泊基本室料3割引き
・道の駅水辺の郷おおやま 会計1割引き
まとめ
残念ながら、優待、とくに評判の良かったビートル往復運賃が値上がりになってしまったのを始め、宿泊室料の値上がりなどもあり、正直言って優待自体はおススメできるものではなくなりました。
しかし、配当が83円(昨年は77円)とアップしました。
株主優待よりも、配当が嬉しいですね。
現在の株価は3,400円台をうろちょろしています。
早く4,000円を超えないかと期待しているのですが、この手の大型株はなかなか簡単には動かないようです。
この株を購入してからすでに1年半。
資金に余裕がないので何度も売り払おうかと思いましたが、ぐっとこらえて実験的に長期保有しています。
含み益は3万円ちょっと。
一時は7万円ほどの含み益になったのですが、なかなかそこまで戻ってくれません。
それでも銀行に預けるよりは良い利率なのかな?
さてさて、来年はどうなってるでしょうかね・・・。
コメント