「型から手作り!イースターのお菓子コロンバ」の記事を書いた後、どうにか上手くできないもんかと、再度挑戦したので見てやってくださいまし。
コロンバ作りに何度も挑戦!!
前回、どうやらイーストが古かったんじゃないかという疑いがあったので、パネトーネマザーと金サフを購入して、再挑戦してみました。
発酵前の生地はコチラ。
生地に十字に切れ目を入れることで、発酵を促します。
イタリアの料理サイトを見ると、だいたいこの方法でやってるんで、ちょっと真似してみました。
これを発酵させると、こうなります。
パカッ開いてますね~。いいよいいよ~ヽ(^o^)丿
これに具材を入れて混ぜたら(写真省略)、型に入れます。
発酵させること2時間。
やはり前回より発酵が断然早いです!
上掛け生地を塗って、アーモンドやあられ糖を散らして焼きます。
ここまでいい感じですよ~!
焼き上がりがコチラ。
前回よりもしっかりと膨らんでくれてます(*´ω`)
かわいいハトさん。
断面はこのようになりました。
大成功です!!
パネトーネマザーを使用したからか、本物のパネトーネと同じ香りがします( *´艸`)
本物のコロンバ型で焼く機会を与えられた
この話を知人にしたところ、型を貸すから作って欲しいと頼まれまして・・・作らざるを得ない状況に(;’∀’)
16日までに作らないといけないんだけど、この時14日の15時過ぎ。
そこから作ると、順調にいけばできあがりは15日の午前1時。
もし失敗したら、15日に作り直して・・・間に合うのかな???
不安に思いながらも、やるしかない。
借りてきた型と、自作の型の比較。
とんでもなくデカいのがお分かりいただけるでしょーか?
持ち帰る際に、もしかしてオーブンに入らないかなと思ったんだけど、天板ぎりぎりのサイズでセーフ!
見た目からして、ふく子作のハトさん2羽分かな?
もう少し大きいような気もするけど、とりあえず2羽分ってことで、例のレシピで作ってみました。
最初の段階はクリア。
型に入れて焼きます。
うーん、やはり少し型に対して生地が少ない気がする(~_~;)
焼き上がりはこんな感じ。
うーん・・・。
夜中の1時過ぎにできあがりました。疲れた。
で、そんな夜中に、知人に写真を送って確認取ってみる非常識なふく子。
OKをもらったんだけど・・・やはりね、生地が足りない気がするのよ。
納得いかない。
で、翌朝作り直すことに。
今まで作っていたレシピでは、粉が300gだったので、これでは型に対して少ないと判断。
新たにレシピを検索して作りました。
それがveloceではなくて、ノーマルのもの。時間が更にかかりますが、仕方ない!!
前種から作ります。
パネトーネマザーを多めにしたものと、それがうまくいかなかった時のために、金サフを多めにしたものの2つを仕込みました。
こうなってから、次の工程へ。
この後の工程は、撮影することも忘れて没頭していたので、写真がありませんm(__)m
というのも、発酵待ちの間に、veloceのレシピを新たに見つけたので、そちらを並行して作り始めたんです。
合計3つの生地を管理しながらだったので、もー大変!!
途中でマシンがダウンしてしまうというトラブルもあり、パニック状態。
朝からご飯も食べずに、ひたすら作り続けました(-_-;)
気付いたら、水も飲んでなかった!!
最初に焼きあがったのは、最後に作り始めたveloceのコロンバ。
やはりveloceなだけあります。
チョコレートチップ入りです。
凄いボリュームで、やったー!!!と思っていたのですが・・・・。
わかるかな~?真ん中が凹んでしまいました。
焼き時間が足りずに、焼き不足で凹んだんです(´;ω;`)
残念。
続いて焼きあがったのは、最初に仕込んだパネトーネマザー多めの生地。
ふっくらと上手に焼きあがりました!!
良かった~。
こうしてみると、しっかりハトの形してますね。
この時、15日の19時過ぎ。
粗熱を取ってからでないと、袋詰めができません。
団扇を使って、全力で仰ぎ続けます。
知人宅に持って行けたのが、20時半。
なんとか16日までに間に合いました~(>_<)
もう一つの生地は、途中で「今日中に焼くのは無理!」と判断して、冷蔵庫に入れてました。
この日はひとまず寝て、16日の朝から、室温に戻して作り始め、焼きあがったのは16時。
やっと、全てのコロンバを焼き上げました。
どっと疲れが出てきたのは、この日から2日経った今日。
年のせい?
それとも、アドレナリンとかのせい・・・?
まあ、達成感はあったわね。
※正式なコロンバには、オレンジピールのみでレーズンが入らないそうです。
ただし、最近のイタリアでも、だんだん具材がリッチになっていて、レーズンなども加えるようになったようです。
使用したコロンバのレシピのおさらい
★即席コロンバ750g★
【発酵種】
・強力粉 50 g
・水 30 g
・パネトーネ酵母 11g(ドライイーストの場合 3 g、生イーストを使用する場合は、11g)【最初の生地】
・強力粉 200 g
・バター 50 g
・砂糖 100 g
・牛乳(常温) 55 g
・卵 60 g
・オレンジの皮(削ったもの) 1個分
・レモンの皮(削ったもの) 1個分
・バニラビーンズ 1本分
・塩 2 g【2度目の生地】
・強力粉 50 g
・バター 75 g
・卵 60 g
・オレンジピール 40 g
・レーズン 40 g
・オレンジのしぼり汁 1個分
・ラム酒 12 g【上掛け生地】
・アーモンドプードル 55 g
・卵白 50 g
・ヘーゼルナッツプードル 50 g
・砂糖 50 g【トッピング】
・アーモンドホール 適量
・あられ糖 適量◆作り方◆
1.発酵種の材料をよく捏ねて、倍に膨らむまで1時間ほど発酵させる。ここは量が少ないので、手捏ねして下さい。
2.マシンに、【最初の生地】の強力粉、砂糖、レモンの皮、オレンジの皮、卵、発酵種、バニラビーンズと塩を入れて捏ねる。
3.混ざったら、牛乳を加えて更に捏ねる。
4.少しずつバターを加えて、生地がフックに付かなくなるまで捏ねる。
5.ボウルに移し替えてラップをし、温かいところで1時間半ほど発酵させる。【2度目の生地】の準備をする。
6.レーズンをオレンジのしぼり汁に浸しておく。
7.オレンジピールを5mm角に刻んでおく。
8.発酵させておいた生地を機械に戻し、強力粉、卵、ラム酒を入れて捏ねる。
9.混ざったら、バターを少しずつ加えて捏ねる。次のバターを加えるのは、先に入れたバターが良く混ざってからにすること。
10.生地がまとまったら、いったんマシンを止めて、オレンジピールとレーズンを加えて再度捏ねる。
11.マシンから生地を取り出し、250gと470gに分割する。
12.470gの生地をロールして、型の胴体部分に置く。
13.250gの生地は、2分割して羽の部分に置く。
14.型すれすれの高さになるまで、2時間ほど発酵させる。発酵させている間に、【上掛け生地】を作ります。
15.粉類と砂糖を泡だて器でよく混ぜる。
16.卵白を加えて更によく混ぜる。
17.発酵終了した生地に、スプーンなどで上掛けする。
18.アーモンドやあられ糖で飾り付ける。
19.160度に余熱したオーブンで50分焼く。
(コンベクションオーブンなら140度で40分。)
20.表面にアルミホイルをかぶせて、更に10分焼く。
21.オーブンから出して、串などに突き刺して逆さにして冷ます。